稲穂が実り出した頃、黒酢と漢方薬を散布します。
黒酢に含まれるアミノ酸は旨味や甘味を増す効果があります。病害の予防になる殺菌作用もあり、農薬の代わりにもなります。
そして漢方。
天然由来成分の漢方だからできること、それは薬草が持つ自然の効力で、植物が本来持っている免疫力を高め病害虫に負けない強い植物を育てます。光合成を活発にし植物に活力を与えてくれます。
黒酢は食用としても体に良いと人気ですが、散布にも食用の黒酢を使用しています。
漢方薬は、生薬エキスを主原料とした有機JAS適合資材の「アルム純EX」を使用しています。
平成29年8月20日放送のテレビ朝日系「サンデーステーション」において、8月の長雨と低温による稲作への影響に関する特集の中で、イモチ病への独自の対策に乗り出したコメ生産者として黒酢と漢方薬の散布の様子が紹介されました。